函館アリーナの指定管理者 コナミと文化・スポーツ振興財団に

update 2014/10/25 10:07


 函館市は、来年8月オープン予定の「函館アリーナ」(湯川町1)の指定管理者候補者として、市文化・スポーツ振興財団とコナミスポーツ&ライフ(東京)の共同グループを選定した。12月に開かれる定例市議会での議決を経て正式決定する。同社は全国各地で公共施設の指定管理を行っているノウハウを生かし、同財団とのタッグで多彩なスポーツ教室などを展開する考えだ。

 指定管理者候補者に応募したのは同グループのみ。20日に開かれた選考会(委員7人)で候補者に決まった。

 同グループの事業計画によると、アリーナではエアロビクスや各種エクササイズなどのスポーツ教室を、現行の市民体育館から大幅に増やし、年間30教室を実施。同財団が事前に行った市民アンケートで要望が高かった、高齢者や女性向けの内容を充実させる。サブアリーナ棟に設けるトレーニングルームは1回400円で利用でき、指導者1人が常駐。市民が利用しやすいよう、回数券や月間パスの導入も提案した。

 また、多目的施設として、東京の専門業者と連携してコンベンションやスポーツ大会、合宿の誘致を進めていく方針。

 指定期間は来年4月1日から3年間。同グループは隣接する市民会館も含めた指定管理者候補者となり、同社が主に施設の受け付けや新サービスの提供、同財団が市民会館全般とアリーナの総務、管理面を担う。

 同社は道内10カ所を含む全国で運営するスポーツクラブのほか、全国184の自治体施設で指定管理者となっている。道内では函館が初めてとなり、市教委は「施設管理のノウハウを持つ財団と有力企業が合体することで、より質の高いサービスの提供と、コンベンションや合宿の誘致に期待している」とする。

提供 - 函館新聞社


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