新幹線が客船お出迎え

update 2014/10/22 10:18


 函館港入港客船では今年最後の外国船となる「コスタ・ビクトリア」(7万5166d)が21日、港町埠頭に滞在した。岸壁には車両基地への陸送を待つ北海道新幹線H5系車両が陸揚げされており、中国からの乗客約2100人を新幹線が歓迎した。

 同船はイタリアのコスタ・クルーズ社が運航するカジュアル船で、函館寄港は昨年9月以来3回目。中国・北京からのチャータークルーズで、小樽経由で函館入りし、同日夜に福岡・博多港に向かった。

 クルーズ企画会社によると、中国本土では客船旅行の需要が高まり、寄港地では団体での移動が主流という。岸壁には函館をはじめ、室蘭、札幌、帯広など道内各地のナンバーの観光バス50台以上が並んだ。乗客らは下船後、指定のバスに乗り込み、市内や周辺の観光に向かった。

 また、新幹線車両は20日までに陸揚げした車両で、最上級のシートがある「グランクラス」(10号車)の姿も。船が接岸するまでの間、バスの運転手らも新幹線が並ぶ光景を物珍しそうに眺めていた。苫小牧市のバス会社勤務の男性(46)は「新幹線を見ることができて良かった。開業への期待が高まりますね」と喜んでいた。

提供 - 函館新聞社

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