平年より早く水稲収穫終了 農作物生育状況
update 2014/10/21 10:09
渡島総合振興局と桧山振興局は20日、管内の農作物生育状況(15日現在)を発表した。水稲の収穫作業は順調に進み、渡島で平年より4日、桧山で2日早く終了した。
水稲の収穫の進捗(しんちょく)率は渡島、桧山とも100%。ただ、全道的な傾向としてコメの製品歩留まりの悪さが指摘されており、渡島総合振興局は「量は取れているが、製品収量が少ないというのが農家の実感ではないか」(農務課)としている。
ジャガイモの収穫は、渡島で平年並みにほぼ終了、桧山の露地でも3日早くほぼ終了した。家畜飼料用トウモロコシの収穫は渡島で3日早くほぼ終了、桧山で平年並みに85%まで進んだ。
渡島のリンゴ「つがる」は収穫が25%まで進み、10日早い。桧山の秋まき小麦の生育は、低温の影響で出芽が2日遅れ。大豆の収穫は平年より早めに一部で始まった。小豆の収穫は2日早くほぼ終了。ビートの生育は7日早く順調だ。
本年度の調査は今回で最後となり、渡島総合振興局は「総じて平年並みから平年より良かったのではないか」(同課)、桧山振興局は「順調な1年だった」(同課)としている。
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