赤松街道が冬支度、七飯でこも巻き体験
update 2014/10/19 10:16
【七飯】七飯町町内会連合会やNPO法人函館エコロジークラブなどで構成する「赤松街道を愛する会」(寺沢久光会長)は18日、七飯町鳴川地区の国道5号で、アカマツ70本に害虫を駆除するためのこもを巻く体験会を開いた。
松にとっての害虫マツクイムシが温かいところに集まる習性を利用した駆除方法。こもに害虫を誘い込み、春先にこもごと焼却する。
体験会は今回で10回目で、七飯町内外から約50人が参加した。樹木医の斉藤晶さんがアカマツの生態を説明した後、会の担当者がこもの巻き方と「男結び」と呼ばれるひもの結び方をレクチャーした。続いて参加者は3、4人がかりでこもを巻いてひもで固定。会のメンバーの助言を聞きながら、丁寧に作業していた。
函館市から初めて参加した長内睦実さん(24)は「国道を車で通るたび、アカマツが生み出す景色に感動していた。じかに触れられる貴重な機会を楽しみました」と話していた。改行 来年3月には、こも外し体験会を予定している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。