七飯で道女性議員協総会
update 2014/10/12 10:16
【七飯】北海道女性議員協議会(会長・平出陽子道議)の総会が11日、大沼国際セミナーハウスで始まった。大間原子力発電所建設の無期限凍結や子育て支援策の充実などを求める8つの議案が出され、関係機関へ改善を要求していくことを決めた。
同協議会には全道の女性道議・市町村議約250人が加盟。総会は道内各地を持ち回りで毎年開催しており、今年で62回目。七飯町では初めて行われ、52人が参加した。
平出会長は「今まで夢物語だと思っていた北海道新幹線が、いよいよ2016年3月に開業する。どんな効果をもたらすのか、地域活性化という視点で意見交換をしたい」とあいさつした。
続けて行われた議案審議では、函館市議会の市戸ゆたか議員が、国や道に大間原発の無期限凍結を要求していくことへの賛同を求めた。建設差し止め訴訟への寄付金が、全国から4000万円以上寄せられていることなどが紹介されると、会場からは驚きの声が上がり、議論の結果、全会一致で承認された。
子育て支援策では、保育士や学童保育指導員の人材確保などのために、財政措置を講じる必要性を訴えていくことなどが盛り込まれた。
集団的自衛権の行使に関して立法化しないことを求める議案は、意見がまとまらず継続審議となった。このほか、子宮頸がんのワクチン接種への対策や特定秘密保護法の執行停止などを求める議案について、審議が行われた。 総会は12日も開かれ、研修会のほか、北海道新幹線の新函館北斗駅や車両基地の視察が行われる。
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