コープさっぽろ、大間訴訟に1000万円寄付
update 2014/10/10 10:06
生活協同組合コープさっぽろ(大見英明理事長)は9日、函館市が国と電源開発(東京)を相手に起こしている大間原発建設差し止め訴訟に1000万円を寄付した。これまでに寄せられた中では最高額で、訴訟への寄付金が4000万円を超えることになった。
同組合は脱原発と再生可能エネルギーの促進を求める立場から訴訟への支援を決め、6月21日から函館地区で先行して募金活動を開始。7〜8月にかけては道内全109店舗に広げて呼び掛け、9月も職員に協力を求めた。 店舗と宅配による総額は1004万5547円で、このうち宅配「トドック」を通じては1万2751件、869万3910円が寄せられた。
9日には同組合の中島則裕専務理事が市役所を訪れ、工藤寿樹市長に目録を手渡した。同市長は「1000万円は大変大きな金額で驚いている。組合員、道民の支援を心強く思う」と謝辞を述べ、中島専務は「函館の場合は生活や生存に関わる問題。思った以上に活動が広まり、子どもを持つ母親の意識が高まったと思う」と話していた。
市にこれまでに寄せられた寄付金は、9日午前9時現在で857件、3287万7268円。同組合は今月末に入金する方針。同専務は「活動はいったん終了し、組合員の意見をもとに訴訟への対応を決めたい」としている。
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