市文化賞に小笠原さん
update 2014/10/7 10:18
函館市文化賞審議会(座長・工藤寿樹市長)は6日、今年の市文化賞に教育者の小笠原愈(まさる)さん(77)=富岡町1=に授与すると発表した。贈呈式は31日午前11時から、ロワジールホテル函館で開かれる。
小笠原さんは1937年、上ノ国町生まれ。道学芸大函館分校を卒業後、函館亀尾小学校を振り出しに教員となり、小樽聾学校校長、岩見沢高等養護学校校長、道立特殊教育センター所長などを歴任。教員を定年退職後は函館短期大学学長、函館大学学長を務めた。
特別支援教育のパイオニアとして知られ、98年には第29回博報賞を受賞。私学教育の振興と人材育成にも尽力した。また、函館新聞には2008年2月から教育面で「小笠原先生のひとりごと」(毎月第2・4金曜日掲載)を連載、現在も精力的に活動を続けている。
小笠原さんは「教育は大変地味な仕事で、このような表彰をいただき大変驚いている。感謝と感動の気持ちでいっぱいです」と話している。
同賞は市の芸術や文化の発展に寄与した個人、団体に贈られるもので、今年で65回目。受賞者は今年を含め、個人142人、16団体に上る。
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