北海道新幹線カラーの市電、バス登場

update 2014/10/2 10:05


 北海道新幹線で使用されるH5系車両をイメージした函館市電の超低床電車「らっくる号」(9602号車)と函館バスの中型ノンステップバスが1日、営業運行を開始した。市企業局交通部の駒場車庫で2台を並べた状態で関係者に公開。夢の超特急≠フ誕生から半世紀を迎えた節目の日に、新幹線カラーの市電とバスが開業への期待を乗せて函館の街を走り始めた。

 JR北海道が監修し、市電は指定色のシートでラッピングし、バスには新幹線と同じ塗料を使用。駒場車庫では行き先表示に「2015年度末北海道新幹線開業」と書かれ、らっくる号の側面には「新函館北斗ゆき」の文字も。市交通部は「らっくる号は青と白の色で定着しているのでインパクトがある。新幹線が走るイメージがわいてくる」とする。

 市電は1日4〜6便の運行を予定。バスは当面、日吉営業所からの6系統(国道278号など経由)、31系統(高砂通りなどを経由)、94系統(産業道路、国道5号などを経由)で使用され、函館駅や函館市役所に向かう。

 市企画部新幹線開業イベントプロジェクトチームの小林良一参事は「2台ともきれいに仕上がった。開業に向けて市民の機運が盛り上がってほしい」とした。函館バスの寺田誠取締役バス事業部長は「電車とバスが連携して開業をPRできることが大きい。今後もイベントなどで協力を続けたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです