理想のまち話し合う…福祉コミュニティエリア構想でワークショップ
update 2014/9/29 10:21
函館市が日吉4丁目団地跡に整備を計画している、福祉コミュニティエリアに関するワークショップが28日、函館白百合学園暁の星ハウス(山の手2)で開かれた。地域住民や学生ら約35人が参加し、理想のまちについて活発に意見を出し合った。
市は昨年度に同エリアの基本的考え方をまとめており、医療や介護、住まいや生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」のモデル的なエリアとして、同団地跡地の約6万平方メートルで整備を検討。本年度は整備基本構想を策定する方針で、ワークショップは市民ニーズを把握する一環として開いた。
近隣町会や白百合学園中学・高校の生徒、函館大学の学生らが参加。「子どもからお年寄りまで障害の有無にかかわらず、あらゆる人々が一緒に暮らせるまち」をテーマに、5つのグループに分かれて議論。
各グループは「高齢者が子どもたちに昔の遊びを教える場所を作れば、子どもに発想力が生まれ、高齢者にとっても生きがいになる」「地域通貨をつくり、物を売り買いできるエリアを作れば足を運びやすいのでは」などといった意見が出ていた。
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