津軽半島の魅力PR、立佞武多や郷土芸能披露

update 2014/9/28 10:17


 青森県に建設中の北海道新幹線奥津軽いまべつ駅周辺の魅力をPRする「津軽半島がっぱど!フェスタ」が27日、金森赤レンガ倉庫イベント広場などで始まった。高さ12メートルの五所川原立佞武多(たちねぷた)の展示をはじめ、郷土芸能のステージ、特産品の販売が行われ、市民や観光客を楽しませている。28日まで。

 同県五所川原市、今別町、中泊町の主催。金森会場のステージに飾られた中型の立佞武多は、三国志の武将・関羽をかたどったもの。実際の祭りに使用される立佞武多は高さ20メートルを超えるという。

 同市職員の佞武多師で、お囃子(はやし)のメンバーとしてステージにも立った福士裕朗さんは「立佞武多を函館に持ってくるのは初めてのこと。28日の夜も佞武多をともすので昼も夜も見に来てもらいたい」と話す。

 PRステージでは、青森の高校で唯一という金木高校三味線部(五所川原市)の部員3人とOG1人が津軽三味線の演奏を披露し、大きな拍手を受けた。このほか、中泊町の人形芝居「金多豆蔵」、今別町の郷土芸能「今別荒馬」が行われた。

 物産コーナーには十三湖のしじみ、のしいか、もずくうどんなど、3市町それぞれの名産が並び、来場者を喜ばせた。最終日の28日は午前10時スタート。金森会場のステージでは、立佞武多囃子(同11時)、観光PRと金田豆蔵(午後1時)、三味線演奏、今別荒馬(同3時)、JR函館駅会場では午前11時、午後1時40分、同2時50分に三味線の演奏がある。

提供 - 函館新聞社

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