半年の研修成果確認…市消防本部
update 2014/9/27 10:34
函館市消防本部にこの春採用された消防士を対象とした研修成果確認訓練が26日、桔梗町の市消防総合訓練センターで開かれた。基礎となる教養研修を終える消防士19人が成果を確認する場として、昨年に続いて開催。先輩消防士と組み、仮想の火災現場で活動時間や安全、確実性を競う。
木造2階建て住宅からの出火が想定。素早く消防衣に着替え、ホースを持ちながら走り、定位置から標的に放水。さらに約7bの三連はしごをかけて駆け登り、2階で上がった仮想の火を消し止めた。同本部の安田太警防課長は「隊員の連携と、安全、迅速さなどが求められる訓練。6カ月の研修を終えて成長が見られた」と話した。
女性消防士として唯一出場した及川美穂さん(22)は「練習よりもスムーズにできた。体力面でついていけないこともあるが、上司や先輩など周りの人に支えられている。今回を実際の現場でも生かせるように頑張りたい」と意欲を語った。
提供 - 函館新聞社
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