新幹線カラーのバス登場…来月1日から運行
update 2014/9/26 10:23
函館市は10月1日から、北海道新幹線で使用されるH5系車両と同色を採用した市電とバスを運行する。市企業局交通部と函館バスの協力を得て、市電は2連接式の超低床電車「らっくる号」(9602号車)を使用し、バスは同社が新規に中型ノンステップバスを導入。新幹線カラーで塗り分けられた車両が函館市内を一足早く走行し、2016年3月の開業機運を盛り上げる。
JR北海道が4月にH5系の車両イメージを公表した後、市が同社にデザイン監修の協力を依頼。市電、バスともに車両上部は鮮やかな「ときわグリーン」、下部は「飛雲ホワイト」、H5系の特徴である帯部分の「彩香パープル」で塗り分ける。
窓ガラス部分はメッシュタイプのシートを使用。一部分を新幹線の窓枠と同じサイズでくりぬき、乗客には車窓からの景色、雰囲気を楽しんでもらう。車体の下部にはH5系のイラストと函館のロゴマークを入れる。改行 らっくる号は2007年以降、3編成を導入しているが、車体のカラーイメージを変更する大幅なラッピングは今回が初めて。バスは新幹線と同じ塗料を使用するため、質感も新幹線に近い仕上がりという。
市電は通常の低床電車のダイヤの中で運行、バスは市内の主要路線を中心に走行し、新幹線開業まで運行を継続する計画。市企画部新幹線開業イベントプロジェクトチームは「市電、バスともに1台ずつの運行だが、市内を広く走ることで新幹線開業が近づいてきていることを啓発したい」としている。
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