骨付きサケおいしい…食育推進で駒場小の給食に登場
update 2014/9/20 10:22
函館市教育委員会は19日、函館駒場小学校(三上清和校長、児童328人)の給食に函館産のサケの塩焼きを提供した。食育推進の一環で、普段、給食に使用する骨抜き加工した食材ではなく、骨付きのまま使用し、魚の食べ方や魚体の構造に理解を深める狙い。函館産野菜を使った汁物も提供され、地場の恵みをおいしく味わった。
同校は本年度の食育研究モデル校の1校。調理場にスチーム式のオーブンを導入し、焼き魚の調理が可能になった。この日は6月から推進する「和食の日」に当たり、骨付きのサケは4年生以上に提供。函館産のジャガイモ、ニンジン、タマネギなど、野菜をたっぷり使用したみそバター仕立ての「どさんこ汁」、七飯町産のリンゴが並んだ。
6年1組では同校の輪嶋美穂栄養教諭がサケの模型を使って、骨の位置や切り身の形などを解説。骨の取り方や身のほぐし方を指導し、「サケは捨てる所がない魚。皮も食べられる人は食べて」と話した。
児童たちはきれいに骨を取り除きながら、おいしそうな笑顔を見せた。荒谷律君(11)は「骨も上手に取ることができた。今日が今までの給食で一番おいしかった」と話していた。
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