日本文化に興味津々…高陽市から学生研修生36人

update 2014/9/13 10:12


 函館市と姉妹都市提携を結ぶ韓国の高陽(コヤン)市の学生研修生の訪問団が12日、函館桐花中学校(風間和夫校長、生徒303人)を訪れ、交流活動を行った。研修生は同校の生徒に教わりながら、折り紙や書道、けん玉、あやとりなど日本の文化を体験した。

 両市は、2011年8月の姉妹都市提携から毎年、互いに研修生を派遣する交流事業を行っている。今回高陽市から訪問したのは小学生4人、中学生11人、高校生11人、大学生5人と引率5人の計36人。

 歓迎セレモニーで風間校長は「短い時間ですが桐花中での交流を楽しんでください」と韓国語を交えながらあいさつ。続けて生徒会長の西谷萌さん(15)が「一緒に楽しい時間を過ごしましょう」と英語でスピーチを行った。

 同校の吹奏楽部の演奏や桐の芽学級のヨサコイソーラン演舞が披露された後、研修生は6つのグループに分かれ、体験交流を行った。

 けん玉やあやとりは同校の生徒が手本を示した後、研修生が挑戦。上手にできると生徒から歓声が上がり、研修生も笑顔を見せた。

 また、同校の生徒と一緒に筆に手を添え、「平和」「愛」などと半紙に書き、書道を楽しんだ。

 交流活動に先立って研修生らは函館市役所を表敬訪問し、工藤寿樹市長から「若い皆さんが交流を行うことで、日本と韓国の友情を深めてほしい」と歓迎のあいさつを受けた。

提供 - 函館新聞社

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