超大型ショベル導入 道南初 西武建設運輸

update 2014/9/11 10:11


 土木工事、運送業の西武建設運輸(函館市亀田中野町、岸寛樹社長)はこのほど、道南では初となる超大型油圧ショベルカーを導入した。10月から各種解体工事で活用する考え。

 超大型油圧ショベルカーは日立建機(東京)が製造しており、アームの高さを最大約40bまで伸ばすことができるのが特徴。西武建設運輸は大型物件に対応するため導入し、岸社長は「工期短縮や効率化につながる」としている。全国では関東中心に約100台が稼働しており、道内でも2台目の導入となる。

 9日には日立建機日本函館西営業所(北斗市七重浜8)で引渡式が行われ、岸社長らが車体に御神酒をかけて今後の安全運用を願った。10月以降、室蘭を皮切りに道内各地で解体工事に活用する。

 日立建機道支社の光延博文支店長は「便利な機械だが、技術力とオペレーターの腕がないと保持は難しい。持っているだけでもインパクトを与えるのでは」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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