「全力で町制に取り組む」…江差・照井町長が所信表明

update 2014/9/6 10:23


 【江差】定例町議会が5日開会し、8月に全国最年少の首長として就任した照井誉之介町長(30)が所信表明した。照井町長は「町民との対話を重視し、人生を懸けて全力で町政に取り組んでいく」とし、子育て支援や産業振興策などに力を入れていくことを強調した。

 また「江差の魅力を発信するセールスマンになるつもり。職員一丸となって粉骨砕身尽力する決意で、町政運営の舵取りを行っていく。町民、議員、職員、心を一つにし『明日の江差のために』新たな道のりを歩んでいきたい」と述べた。

 傍聴席は一般36席が満席となったほか、ロビーなどでテレビ中継され、大勢がその様子を見守った。傍聴した男性(81)は「町長の言葉に、江差の将来を担う力強さを感じた」と話していた。

 照井町長は所信表明後の取材に「(選挙戦の)しこりがない議会運営をしていきたい」と答えた。定例会の会期は10日まで。

提供 - 函館新聞社

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