同志社女子が函館で新島夫妻の足跡巡るツアー
update 2014/9/5 10:13
新島襄と八重夫妻の足跡を巡る同志社女子大(京都)の在学生対象ツアー(同大学生課主催)が3、4の両日、初めて函館で行われた。学生24人と教職員5人の計29人が訪れ、海外渡航の地碑(大町)などゆかりの地を訪ね、建学の父・新島の志を心に刻んだ。
ツアーは今年で3年目。同志社創立の歴史や現代に通じる建学の精神について理解を深め、帰属意識を養うのが狙い。これまでは福島県会津若松市と群馬県安中市を訪れていたが、今年は新島が函館から密航渡米(1864年)して150周年の節目に当たることから、函館を訪問先に加えた。
一行は3日に空路で来函。4日には渡航の地碑を訪れ、讃美歌斉唱や聖書朗読を行い、新島の偉業をしのんだ。吉海直人教授が碑に刻まれている漢詩「千里の志」を紹介し「同志社の出発点をあたらめて確認してほしい」と呼び掛けた。
現代社会学部4年の山下愛実さん(21)は「新島襄の思いや志に触れることができて感動した」と話した。碑に先立ち、新島の遺髪が納められている函館千歳教会(井石彰牧師)も訪問した。同課は「来年以降も函館を加えた3カ所を回りたい」としている。
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