新駅商業地 2社が購入へ 北斗市長が会見

update 2014/9/5 10:12


 【北斗】北斗市の高谷寿峰市長は4日に開いた定例記者会見で、北海道新幹線新函館北斗駅南側に造成した商業地(保留地)4区画分のうち、2区画分に対して2社から購入の申し出があったことを明らかにした。

 2区画は、先月から販売した3街区6番(1892・93平方b、6220万5000円)と、昨年から販売していた4街区7番(608・70平方b、1996万3000円)。

 事業者側の希望で業種や名称は公表しなかったが、市は1社と売買契約を締結、もう1社ともこれから契約を交わす予定という。

 また、7月下旬からプロポーザル(企画提案型)方式で開発事業者を公募している駅前の一等地(第1街区)については、応募締め切りまで1カ月を切り今のところ申請者はゼロ。高谷市長は「進出してもらうよう引き続き努力していく」と述べた。

 新幹線開業後に江差線五稜郭駅―木古内駅間(37・8`)を運行する三セク会社(北海道道南地域並行在来線準備会社)の経営については、取締役の立場として「これまでは安全対策に議論が集中した。これからはアイデアを出し合い、収入増を考えないといけない」と述べた。

提供 - 函館新聞社

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