エゾシカが海を泳ぐ
update 2014/9/2 10:21
【上ノ国】町内の海を泳ぐエゾシカが見つかり、「初めて見た。びっくり」と住民の間で話題だ。
目撃されたのは8月29日午後5時半ごろ。町内大安在と木ノ子地区をつなぐ海岸沖合に現れた。
近くの農家が見つけて、近所の住民が集まって見守った。現場に居合わせた役場職員の竹内宏さん(43)は「結構遠くの沖合で帰って来られないのではと心配した」と語る。
目撃者によると、300〜400b沖合を横切るように1〜2`泳ぎ、日暮れとともに姿を消したという。様子を記録したビデオでは、滝沢小学校付近にいったん上陸し、再び海に勢い良く飛び込んで沖合に向かう場面も。映像では左の角に糸かロープらしきものがついているのが確認できる。
桧山振興局環境生活課の坂村武課長によると、このシカは雄の1〜2歳で「洞爺湖の中島にいる雌をめがけて繁殖時期に泳いで渡る雄がいる。ただ海で泳ぐのは聞いたことがない。なぜ泳いだのか分からないが、若いので奇想天外な行動をとったのでは」という。
提供 - 函館新聞社
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