「東京五輪 合宿誘致を」平田竹男さん講演
update 2014/8/31 10:21
内閣官房参与で2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室長の平田竹男さんを招いたスポーツ講演会が30日、函館市内のホテルで開かれた。平田さんは函館市について「スポーツ施設がすべてそろっていて、さらに観光都市というのは全国でもなかなかない」とした上で、「合宿誘致などに向けて作戦本部を立ち上げて研究してほしい」と述べた。
函館市体育協会(久保俊幸会長)が主催(函館新聞社など後援)。スポーツに親しんでもらおうと昨年から行っている。
平田さんは大会前の合宿誘致に関して「函館には外国のトップアスリートを招くのにふさわしいスポーツ施設がそろっている。合宿誘致に向けて国や種目を選び、どういったルートで交渉すればよいのか考えなくてはならない」と主張。
また、大会後の出場選手との交流について「学校単位で行えば、子どもたちに刺激を与えられる。地域活性化のために観光施設や地域の祭りに参加してもらうのも有効な手段」と話した。
講演後に参加者から「今函館が準備しなくてはならないことは何か」と質問があり、平田さんは「作戦本部を作る。事前合宿チーム、事後の交流チーム、観光チームなど組織化すればよい」と提案した。
参加した市内の会社員の男性(46)は、「2020年の大会に向けて、あと6年しかないという意識で函館も取り組まななくてはならないと感じた」と話した。
平田さんは、29日に来函し、函館市や北斗市、七飯町のスポーツ施設の視察や関係自治体などと意見交換会を行った。
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