全国名物研究で函商高全国へ 商業高校生発表大会 道予選で総合賞
update 2014/8/29 10:20
【北斗】第50回北海道高校商業クラブ研究発表大会兼全国学校生徒商業研究発表大会北海道予選会が28日、北斗市総合文化センターで開かれた。審査の結果、道南から唯一出場した函館商業高の商業研究部(小板明日香部長、部員16人)が「総合賞」を獲得し、全国大会への切符を手にした。
全国商業高校協会など主催。全道から13校130人が参加し、各商業クラブが日ごろの調査や研究内容を12分以内でプレゼンテーション。全国へ出場する3校(総合賞2校、優秀賞1校)の座をかけて競った。
函商は小板部長と中村有里副部長が登壇。「Another〜新たな函館名物」と題し、昭和初期ごろ中華料理店の定番だった「ザリージ」(豚肉のザンギ風天ぷら)の復刻販売までの過程を発表。ザリージの認知度を高め、函館の活性化につなげたいと強調した。審査委員から「知名度の低い食材を観光と結び付ける斬新さが良かった」と高く評価された。
小板部長(17)=3年=は「とてもうれしい。協力してくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱい。全国大会に向けて販売イベントなどに参加し、研究内容に磨きをかけたい」と意気込みを話した。
全国大会は、11月に旭川で行われる。
ほかの表彰校は次の通り。
▽総合賞=旭川商業▽優秀賞=千歳▽報告書部門=岩内▽発表部門=北見商業、中標津、苫小牧総合経済、釧路商業、滝川西、小樽商業、札幌啓北商業、札幌国際情報、札幌東商業
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