道南観光 魅力探る…鹿部町でワークショップ
update 2014/8/28 10:03
【鹿部】渡島総合振興局商工労働観光課が主催する地域政策推進事業「北海道新幹線開業に向けた観光商品づくり実践勉強会」が27日、中央公民館で開かれた。道南の自治体から関係者約40人が参加し、鹿部町で模擬ツアーやワークショップを通じ観光に向けて知恵をぶつけ合った。
道南地域の観光ポイントへの理解や、観光商品づくりへの知識を深めることを目的に行われており、全4回のうちの2回目。1回目は上ノ国町で実地研修を行った。今回は鹿部町の観光商工課が中心となって、はじめに町漁業組合女性部による「浜のかあさん地元料理体験」を実施した。体験ではタコめしとカレイの煮つけを調理。参加者らは生きたタコをさばくのに苦戦しながら、地元の味を楽しんだ。
2班に分かれて町内を散策した「しかべの森あるき」では、喫茶店「夢紀行」などを訪ねながら地域の魅力を探った。
その後、公民館でワークショップを実施。講師を務める北海道宝島旅行社(札幌)の鈴木宏一郎社長(48)は今回を振り返って、観光に取り組む目的の明確化を強調し、「ツアーの体制づくりと案内役の育成がこれからの課題」と話した。参加したせたな町産業振興課の浜高正明さん(43)は「自分の中で鹿部町の認識が改められた。せたな町でももっと素晴らしい魅力があるはずと感じた」と収穫を話した。
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