バイキングにガゴメゼリー 函館大の学生が開発 イマジンホテルで登場

update 2014/8/26 10:11


 函館大学の学生4人がガゴメコンブを使って開発した「ガゴメゼリー」が、イマジンホテル&リゾート函館(湯川町3)の夕食バイキングにスイーツの一品として登場した。週替わりで味を変え、10月末まで楽しめる。

 ガゴメコンブを使ったスイーツ研究を行う、ガゴメスイーツプロジェクトの金澤裕美さん、石井優慈さん、飴谷美咲さん、田村啓太さんが開発。学生たちが開発したゼリーを元に、同ホテルからのアドバイスなどを加えながら、ガゴメのところてん「函館がごめの滴」(だるま商品本舗製造)と寒天を合わせ、リキュールやシロップで味付けしたゼリーが完成。牛乳をかけて食べる、新感覚のスイーツだ。

 今はイチゴ味と抹茶味を提供しているが、同ホテルでは、「学生や食べた人たちからのアイデアを生かしながら、味のバリエーションを増やしていきたい」としている。

 25日には、バイキング会場で金澤さん(21)と石井さん(20)がガゴメゼリーの紹介を行い、興味を持った宿泊客らにガゴメの効能や食べ方などを説明。青森県から観光に訪れた、工藤みどりさん(64)は「ガゴメコンブのイメージと違って、とても食べやすくておいしい。健康に良いとも聞き、うれしいデザートです」と笑顔。金澤さんは「商品化を目指していたこともあり、今回形になったことがとてもうれしい」、石井さんも「たくさんの人に函館のガゴメコンブを知ってもらえるきっかけになった。ぜひ食べてもらいたい」と話していた。

 夕食バイキングの料金は3780円(税込み)で予約が必要。午後5時半〜同8時。問い合わせ、予約は同ホテル(TEL0138・57・9200)へ。

提供 - 函館新聞社

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