晩夏の夜空彩る3000発、湯の川温泉花火大会

update 2014/8/25 09:55


 第49回湯の川温泉花火大会(実行委主催)が24日、函館市の松倉川河口海岸付近で行われた。約3000発の花火が晩夏の函館の空を彩り、来場者は去りゆく夏のひと時を楽しんだ。

 当初は23日の予定だったが、強風のため順延された。この日も風はあったが無事に幕開け。松倉川沿いなどは大勢の市民や観光客でにぎわった。河内孝善委員長が「2015年3月に北海道新幹線が開通し、函館に大勢の人が訪れるが、湯の川温泉は地元の応援が大切で、皆さまから頂けるように努力を続けたい。今日は花火を楽しんでください」とあいさつし、打ち上げ開始。スターマイン、早打ち、函館名物のイカや動物などの型もの、中国花火など、約50のプログラムの花火が大きな音と同時開き、観客を魅了した。

 東京から函館市美原に帰省中の会社員、竹岡伸二さん(41)は「昨日は残念だったが、子どものころから見ているので楽しめた。本当に秋の到来を感じる花火大会なので、ずっと続けてほしいですね」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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