豪華客船 函館港で初共演
update 2014/8/25 09:55
世界で唯一の分譲マンション型豪華客船「ザ・ワールド」(4万3188d)が23、24の両日、函館港に寄港した。24日は「サン・プリンセス」(7万7441d)が寄港。2隻の豪華客船が同じ日に滞在したのは初めてで、初秋の函館港を華やかに彩った。
ザ・ワールドの函館寄港は2006年以来2回目で、乗客約125人と乗員約250人が滞在した。市港湾空港部によると、同船は一般的な客船と違い、客室ごとにオーナーが存在。船内のコミュニティーの承認がなければ、居室を購入することができず、年間の維持費は数千万円かかるといい、オーナーは世界各国の資産家ばかりだという。
また、航海スケジュールはオーナーらで決め、各港には平均2・5泊滞在。乗船や下船場所、滞在期間も自ら選択できる。日本近海のクルーズは09年以来で、8〜10月には国内のさまざまな港への寄港を予定している。
23日朝に入港した同船は港町埠頭に接岸。24日には港内に場所を変え、テンダーボートで市内と船内を往復した。24日に寄港した「サン・プリンセス」は6月から続く小樽発着のクルーズの最中で、豪華客船同士の共演が実現し、非常に珍しい1日となった。
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