函商高定時制、フードグランプリ初出場
update 2014/8/22 10:12
函館商業高校定時制(川眞田政夫校長、生徒51人)の生徒が、22、23の両日、名古屋市で開かれる「商業高校フードグランプリ2014」(伊藤忠食品主催)に初出場する。アイデアを出し合い、開発したゴボウパスタ「GOPA(ゴーパ)」の魅力をPRする。
全国の商業高校49校から79品の応募があり、予選を突破した10校がグランプリに出場。定時制高校からの本選出場は同校のみ。グランプリでは、プレゼンテーションと実際の販売活動で商品の魅力を伝え、審査を受ける。
同校では、北海道新幹線開業を前に、新幹線にかける思いを形にした「GOPA」を開発。新幹線で未来にGOするゴボウのパスタという意味を込めて名付けた。道産の小麦と青森産のゴボウを使った地域コラボレーション商品で、地域の特産品を生かし、健康にも配慮するというコンセプトで制作。広がるゴボウの香りともっちりとした食感が魅力のパスタに仕上がった。200c380円で販売する。
グランプリに出場するのは、定時制4年の森航樹君(18)、花田翔太君(19)、大原勇太君(18)の3人。7月初旬から販売やプレゼンの準備を進め、休みも返上して練習に励んできた。22、23の両日に名古屋市の松前屋で行う販売活動には、この日のために作ったそろいの法被姿で挑む。3人は「練習の成果や日ごろのアルバイトなどの経験を生かし、青函のことを多くの人に知ってもらえるよう頑張りたい」と声をそろえ、リーダーの森君は「定時制高校ではこうした場に出る機会がなかなかないので、定時制でもこれだけできるということを知ってほしい。できるかぎりのことをやってきたい」と意欲を見せる。
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