本町に防犯カメラ設置 五稜郭商店街
update 2014/8/21 10:24
五稜郭商店街振興組合(中里好之理事長)は9月にも、函館市本町の交差点など人通りの多い地点に防犯カメラを設置する。2016年3月の北海道新幹線開業で多くの観光客の入り込みが予想されることから、安心、安全なまちづくり、治安の向上に役立てる。カメラは全部で18台。12月の運用開始を予定する。商店街が独自に設置するのは大門地区に続いて市内2カ所目。
同組合は2年前から検討を開始。函館中央署からの要請もあり、防犯カメラの設置を決めた。事業費は約3000万円。商店街まちづくり事業に採択され、国が3分の2を補助する。
設置場所は同署と協議を重ねた結果、本町交差点を中心にメーンストリートの行啓通りと、周辺の飲食店が連なる通りなどに決まった。また、地下道の中にも取り付ける計画で、管理者の道と調整を続けている。台数は大門地区の22台より少ないが、効率よく配置することにより、本町地区の繁華街全体を見渡せるようにする。
カメラは広い角度で鮮明な撮影が可能。データを上書きするタイプ。組合事務所に置くハードディスクで3週間ほど保存するという。運用に関しては大門地区の函館都心商店街振興組合と同様に、警察と協定を締結する考え。同組合は「犯罪発生時、中央署から要請があった場合にのみ映像を提供し、歩行者のプライバシーには配慮する」とする。
通行量を調査した後、9月上旬に着工、11月末の完成を予定し、12月中に稼働させる。中里理事長は「昼夜問わず犯罪の抑止効果が期待できる。観光客や市民に安心して本町、五稜郭地区に来てもらえる」と話している。
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