無料市電で北方領土返還訴え
update 2014/8/20 10:13
函館市などは19日、無料電車「北方領土返還号」を運行した。北方領土返還要求運動強調月間(8月)に合わせた取り組みで、車内には北方領土の写真や返還運動のポスターを掲示。乗客にリーフレットを配布し、署名協力を求めた。
市と渡島総合振興局、北方領土復帰期成同盟渡島地方支部(村上幸輝支部長支部長)、千島歯舞諸島居住者連盟函館支部(坂上範夫支部長)の主催。
今年で13年目の取り組みで、電車は湯の川|谷地頭間を1往復した。あいにくの天候で乗客は計103人と少なかったが、88人から署名の協力を得た。車内にはこの日、函館に入港した客船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客も乗り合わせ、クルーズの途中で見た北方領土の景色を重ね合わせ、リーフレットを読み込んでいた。
期成同盟の工藤孝幸事務局長は「旅行中の方にも関心を持ってもらい、署名に応じてもらった。ロシアとの情勢が厳しい中での活動だが、昨年よりも増やしていけるよう活動していきたい」と話した。また、坂上支部長は「毎年、反応が良くなっている。活動はこれからも続くので頑張っていきたい」と話していた。
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