2013年の函館港入港・貨物取扱量 東北向け移出多く

update 2014/8/19 10:38


 函館市は2013年の函館港統計年報をまとめた。入港船舶は前年比125隻増加の1万4139隻(外航船213隻、内航船1万3926隻)。貨物取扱量(海外、国内貿易の輸・移出入計)は同9万4444d増の3626万5084dだった。海外との取り引きは減少したが、国内向けの砂利や砂、石材、セメントなど建設関連資材の引き合いが前年に続いて大幅に増加し、東日本大震災被災地の東北向けの動きが活発だった。

 函館港の貨物取り扱いは道内では苫小牧に次ぐ第2位で、シェアは16・8%。国内貿易は、移出は80・1万d増の約1928万d、移入が35・5d減の約1572万dだが、移出の1267万d、移入の1295万dが青函航路を中心とするフェリーとなる。  品目別では、移出品のセメントは前年比48万d増の332万8351d。仕向先は東北太平洋側地域(仙台塩釜、八戸、相馬など)、道内(石狩湾新港、苫小牧など)の増加が目立つ。砂利・砂も扱いが増え、53万d増の244万7439dで、千葉が大半を占めるが、仙台塩釜はほぼ倍増の22・8万d、相馬は8・6倍の15・8d、石材の移出も増加した。移入では、セメント製造用の非金属鉱物(スラグ)が減少した。

 海外貿易では、輸出は同20・8万d減の71万7967dだが、シンガポール向けのセメントが前年に引き続き、約50万dを超えた。輸入は同14・2万d減の54万7230dで、石炭が12万dほど減少した。

提供 - 函館新聞社

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