大間原発 シールでバイバイ…市民団体が作製
update 2014/8/18 10:09
函館の市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」は17日、大森公園(大森町)で、同原発(青森県大間町)建設に反対する集会を開いた。反対の機運を盛り上げようと、新たに作った「バイバイ大間原発」のシールをお披露目した。
シールは10a×10aの正方形で、1000枚作製。函館・道南と下北半島の地図をデザイン。「23`!?」と表記し、距離の近さを強調している。1枚200円で、売り上げは活動資金に充てる。
集会では、今月5〜10日に元町公園で開かれた「はこだて国際民俗芸術祭」に同団体が出店し、「多くの共感が得られた」と手応えを報告。また、7月20日に現地であった第7回大間原発反対集会で、過酷事故が起きた場合に放射性物質がどこまで飛散するか調べるため500個の風船を空に放った行動で、風船を発見した厚沢部町の農家女性からはがきが返信されたことを紹介した。大間からは直線距離で50〜60`あり、広範囲に放射性物質が飛散することを裏付けた。
北斗市の会社員、木村伸也さん(38)は「津軽海峡で釣りをしており、事故が起きなくても(原発温排水で)自然環境に影響が出る」と話した。
集会後、啄木小公園(日乃出町)まで「原発いらない」「大間を止めろ」などと声を挙げて約80人がデモ行進した。
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