大神輿 石段一気 函館八幡宮例大祭
update 2014/8/16 10:28
函館市谷地頭町2の函館八幡宮(中村憲由樹宮司代務者)の例大祭は最終日の15日、大神輿(みこし)が市内西部地区を練り歩く「神輿渡御(みこしとぎょ)」が行われた。本殿に続く134段の石段を大神輿を担いで一気に駆け上がる「石段かけのぼり」には大勢の見物客が訪れ、豪快に神輿が進められる姿に拍手が送られた。
神輿渡御は「瑞垣会(みずがきかい)」(渡邉兼一会長)が取り仕切り、1年おきに実施。この日は時折小雨が降る中、約200人が交代でベイエリア、函館朝市、大門グリーンプラザなどの計6・7`を練り歩いた。今年初めて、女性を中心とした「女神輿」も登場し、沿道の地域住民や観光客から大きな声援を受けていた。
クライマックスの石段かけ上りは午後5時にスタート。御神馬に見立てた北海道和種馬(ドサンコ)、谷地頭保育園、同八幡宮剣道場の神威館(しんいかん)、女神輿に続き、大神輿が勢いよく上って行った。
渡邉会長は「宮司が代わって初の奉仕を無事終えることができた。天気が心配されたが、本当に良かった」。女神輿に参加した市内の会社員、住田恵さん(30)は「思ったより大変だったが、石段かけ上りに参加でき達成感があった」と話していた。
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