北日吉小6年の中村君の研究 「科学の芽」に掲載
update 2014/8/15 10:34
小中高生の科学や自然への関心を高めることを目的にした「科学の芽コンクール」(筑波大主催)の受賞作品をまとめた本がこのほど刊行され、函館北日吉小学校6年の中村一雄君(12)の研究内容が掲載された。2年前に同コンクール最優秀賞を受賞した「アサガオの不思議な芽」と題した研究が紹介されている。
掲載された本は、同大が2年に1回刊行する「もっと知りたい!『科学の芽』の世界 PART4」(B5版約250n、税込み1944円)で、2012、13年の受賞作品を紹介している。中村君は当時4年生だった12年に、最優秀賞に当たる「科学の芽」賞を受賞。同大によると、小学生部門には全国から874作品の応募があり、同賞の受賞は道内で初めてという。
中村君は1年生の夏休みにアサガオを栽培した際、双葉の後に出てくる芽に関心を持ち、3、4年生の時に芽の成長に関する実験を行った。双葉の間から出てきた最初の芽をつみ取り、10個育てて観察するなど6回の実験を行い、図や写真を使って分かりやすくまとめた。本では実験方法や結果、研究目的などが紹介されている。
中村君は「2年間の研究が1つの形として本で紹介され、とてもうれしい。本には自分がやっていないいろんな分野の研究があり、勉強になる。今後は今回の実験をさらに発展させていきたい」と話している。
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