"最後"のSL森駅にぎわう 函館大沼号 駒ケ岳周遊を満喫

update 2014/8/10 10:09


 JR北海道が運行する人気観光列車「SL函館大沼号」(函館―森間、1日1往復)夏季運転は10日で終了する。同社予約センターによると、指定席(全席)は往復とも満席となっている。9日も森駅は、乗車してきた家族連れなど大勢でにぎわった。

 同社は7月、蒸気機関車(SL)に自動列車停止装置(ATS)が未設置であることなどの理由で、同列車のほか「SLニセコ号」(札幌―蘭越間)、「SLはこだてクリスマスファンタジー号」(函館―大沼公園間)を本年度限りで廃止する方針を示した。冬の「クリスマスファンタジー号」は大沼公園までの運転のため、駒ケ岳を周遊するのは今夏が最後になる可能性がある。これまでの春や夏は大沼公園駅で下車する人が多かったが、森駅の警備員によると、今夏は森駅まで来る人が増えているという。

 9日の森駅は到着後、SLの前で記念撮影する人が多く見られた。岩手県花巻市の会社員、後藤友紀さん(31)は家族計4人で乗車。「車内で隣の人から廃止の方針と聞いて驚いた。夏休みの旅行で取り入れて良かった」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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