青函連日で「バル街」 来月5日「函館」6日「あおもり」

update 2014/8/6 10:21


 スペインの伝統的な食文化「バル」に見立て、函館市西部地区で酒やおつまみ(ピンチョ)を楽しむ「第22回函館西部地区バル街」(実行委主催)が、9月5日に開かれる。翌6日には青森市で「第4回あおもりバル街」があり、日程を合わせて青函で連続して開くのは初めて。新幹線開業を見据え、双方の行き来を活発化させる考えだ。

 これまでも青函連携で互いに出店するなど交流を図ってきたが、新幹線開業を見据え、両地区の実行委員会は新たなスタイルを模索してきた。連日開催することで、より多くの人に両地域のイベントを楽しんでもらう企画にした。

 函館では2004年から春と秋の年2回開催しており、今回は西部地区の飲食店を中心に、七飯、江差、八雲などから74店が出店。互いに出店するなど交流のある愛知県刈谷市の「ほろ酔いカリアンナイト」が初参加する。

 協賛イベントでは講談が初めて登場。旧相馬邸で講談師・荒到夢形さんが「相馬哲平伝」を演じる。着物でバル街を楽しむ「きものdeバル」やピアノ演奏など多彩な内容を予定している。

 深谷宏治委員長は「青函で連続開催することで、今までと違った効果が出てくると思う。バル街を通じて、西部地区の雰囲気を楽しんでもらえれば」と話している。

 函館は9月5日午後2時〜6日午前0時。前売りチケットは5枚つづり3500円(当日500円増し)で、松柏堂プレイガイドなど市内各所や出店店舗で取り扱う。問い合わせはレストラン・バスク(TEL0138・56・1570)へ。

提供 - 函館新聞社

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