「うまいもん甲子園」道予選に大妻高初出場
update 2014/8/6 10:21
函館大妻高校(池田延己校長、生徒432人)の食物健康科3年生が、8日に札幌で開かれる「ご当地!絶品うまいもん甲子園」(全国食の甲子園協会主催)の北海道エリア予選大会に初出場する。道南の食材をふんだんに使った「ビビンバDO―NAN!?」を提案し、全国大会への出場を目指す。
「ご当地―」は、農業・水産・商業系の高校生が地域食材を使ったアイデアメニューを発表し、おいしさや出来栄えなどを競う料理コンテスト。全国から応募のあった235チームの中から、書類選考で35チームが選ばれた。全国7ブロックの予選大会で調理、試食、プレゼンテーションを通じて料理を紹介、各ブロックの優勝チームが決勝大会(東京)に進む。
北海道からは16チームが応募し、選考を突破した大妻高を含む5チームが予選に出場する。同校は北海道新幹線開業を見据え、新幹線沿線の市町に着目。北斗産米「きたくりん」を使い、具材に木古内産のはこだて和牛、北斗産ニンジン、知内産ニラなどを載せ、道南の食材を中心に彩り豊かに仕上げた。七飯産リンゴを赤ワインで煮詰めて作った甘辛いソースが味の決め手だ。
コンテストに向けて伊藤麗奈さん(18)、加我のぞみさん(17)、中谷優莉亜さん(18)が6月にチームを結成。生産者のもとに足を運んで食材の知識を深め、夏休み中も毎日、プレゼンの練習や調理などに励んでいる。
加我さんは「ここまで頑張ってきたからには、良い結果を出したい」、中谷さんも「函館のことを多くの人に知ってもらうために、全国に行きたい」と意欲。伊藤さんは「生産者の皆さんの思いも背負い、道南の良さをアピールできるよう頑張りたい」と力を込める。
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