優美な「能の舞」披露…箱館奉行所5周年記念
update 2014/7/30 10:14
箱館奉行所(田原良信館長)は29日、開館5周年を記念し、同館南庭で「能の舞」を披露した。また、先着300人にポストカードの配布も行い、記念日を祝った。
田原館長は「5回目の開館記念日を迎えることができた。今日は、伝統芸能の世界を堪能していってほしい」とあいさつした。能の舞には、函館出身でシテ方金春流能楽師の柏崎真由子さんと、ともに能を学んでいる林美佐さんが出演。2人は能の中心であり、物語をいざなう「謡い」と「舞」について解説し、祝い事に適した能「高砂」の一節である「千秋楽」を、来館者と一緒に謡った。
演目は、能の見せどころのみを舞う、仕舞の「羽衣キリ」と「舟弁慶キリ」。2人は扇やなぎなたを手に、謡いに合わせて優美な舞を披露した。市内五稜郭町の主婦(80)は「函館ではなかなか能を見る機会がないので、とてもうれしい。大変素晴らしかった」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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