せたな町議の内田氏、道議選出馬の意向

update 2014/7/19 10:11


 【せたな、江差】せたな町議の内田尊之(たかゆき)氏(53)が18日、来春の道議選桧山選挙区(定数1)に出馬することが決まった。同日、江差町内で開かれた自民党桧山ブロック支部長会議で満場一致で推薦を受け、正式に表明した。党道8区(支部長・前田一男衆院議員)を通じて党公認を受ける見通し。

 内田氏は、旧北桧山町出身。桧山北高、東京観光専門学校卒。書道講師を経て1988年、内田建設に入社。95年、同社社長、2007年、せたな町議に初当選し、現在2期目。

 出馬にあたり、産業振興や過疎化対策に取り組む考えを強調。「産業振興を大事に基幹産業のてこ入れを図る。さらに、この地域の建設業の役割である、一次産業従事者の雇用の場づくりを進める。一次産業の生活基盤を建設業で得ることで(農業や漁業など)本業の発展がある。産業振興を基本に若者の定着や子育て支援などの肉付けが必要」と語った。

 前田氏は「乱立してはいけない」と、自民党候補の一本化を図る考えで、「楽観視せず、自分の選挙と同じ気持ちで臨む。厳しい選挙だが勝ち抜く」とする。

 桧山選挙区では、4期目を目指す民主党現職、福原賢孝氏(66)の出馬が決まっている。改行 内田氏の自民党公認時期について、関係者は「9月ごろが濃厚」とみている。

提供 - 函館新聞社

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