天然マコンブ輝く…南茅部地区 初日は大漁

update 2014/7/18 10:09


 函館市南茅部地区の天然マコンブ漁が、17日に解禁となった。褐色に輝くコンブを満載した磯舟もあり、浜は活気に満ちた。今年は繁茂状況が良く、豊漁への期待が大きい。

 南かやべ漁協尾札部支所での初漁は、午前4時55分〜同7時。前浜に200隻以上の磯舟が一斉に繰り出し、マッカ(さお)でコンブをねじり採った。尾札部漁港に戻り、軽トラックに積み込んで自宅などの干場に運んだ。

 尾札部町の佐藤光広さん(58)は「今年は例年になくコンブがある。2時間でこの量があれば大漁。実入りもまずまず。今後も期待できそうだ」と顔をほころばせた。採取作業は9月いっぱい続く。

 「白口浜真昆布」の呼び名で知られる南茅部地区のマコンブは、献上昆布と称され、日本一の品質を誇る。

提供 - 函館新聞社

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