厚沢部の大野さん、桧山5町に交通旗500本
update 2014/7/17 10:03
【厚沢部】悲惨な交通事故をなくしたい―。桧山資源リサイクル(町松園町8)社長の大野春吉さん(65)は、特製横断旗を厚沢部、江差、上ノ国、乙部、奥尻の5町に各100本、計500本贈呈した。各町のご当地キャラクターのイラスト入りで、関係者は「子どもたちも喜んでくれる。大事にしたい」としている。
大野さんは地域の交通安全協会会員の一員として、同様の貢献活動を7年ほど前から重ねている。今回の横断旗は寄贈に向けて昨年秋から同署交通課などに相談し「子どもたちが喜び、積極的に活用されるものを」と準備してきた。江差署で贈呈式があり、「子どもたちの安全を守り、住民にも交通ルール順守を願いたい」と寄贈した。高橋昌弘署長と各町担当者が謝辞を述べた。
大野さんは、レッカー車事業も手掛けており、交通事故車両の運搬などを多数こなしてきた。悲惨な現場を目の当たりにし、「交通事故は一人一人の注意と心掛けで防ぐことができると常々思う」と振り返る。
同署の松永剛交通課長は「交通事故現場などのレッカー作業は非常に危険を伴うが、大野さんの懸命な姿に心から敬意を表したい」とする。
飲酒運転や脱法ハーブなどによる悪質な交通事故が絶えない。大野さんは「怒りを覚えてならない。改めて個々の交通安全意識の徹底をお願いしたい」と呼び掛ける。
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