アビリンピック道大会、五稜郭支援学校が活躍
update 2014/7/17 10:02
函館五稜郭支援学校(赤松拓校長、児童・生徒57人)高等部環境・流通サポート科3年の金子本気君(18)、2年の八日市和志君(16)、長川光姫さん(17)が、本年度のアビリンピック北海道大会(障害者技能競技大会)=13日・札幌=で最優秀賞に輝いた。1年の横山芳果さん(15)も優秀賞を獲得。昨年度を上回る好成績を収め、同校は喜びに沸いている。
道と高齢・障害・求職者雇用支援機構北海道障害者職業センターの主催。ワード・プロセッサ、パソコンデータ入力、喫茶サービス、ビルクリーニング、オフィスアシスタントの全5種目に53人が参加、日ごろの技能を競った。同校からは5種目に7人が臨んだ。最優秀の3人は、道の推薦決定を経て、11月に名古屋市で開かれる全国大会に出場予定。
パソコンデータ入力で最優秀の金子君は、昨年度も同種目に出て優秀賞。「本番は緊張して思うような成果が出せなかったが、最優秀を知ったときは気持ち良かった」と振り返る。
ワード・プロセッサで最優秀に輝いた八日市君は「信じられない。全国大会は不安もあるが、しっかり準備したい」と話す。
喫茶サービスで最優秀となった長川さんは「練習したかいがあった。全国大会では失敗してもいいので、笑顔で頑張りたい」と意欲を見せる。
本年度新設のオフィスアシスタントで優秀賞だった横山さんは「練習期間が約3週間と短かったが、力は出せたと思う。あと2回のチャンスがあるので、リベンジを果たしたい」と意気込む。
昨年度は2種目で2人が最優秀賞、1人が優秀賞だった。同校は「放課後や土・日曜も返上して反復練習を行った成果」と生徒の努力をたたえている。
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