列車火災想定、青函トンネルで防災訓練
update 2014/7/15 10:13
JR北海道函館支社は14日、青函トンネル(全長53・85キロ)内で、列車火災を想定した総合防災訓練を行った。青森の警察や消防も含め、8つの関係機関・団体から計約170人が参加し、迅速な避難誘導や消火活動に取り組んだ。
今回が54回目。2012年以来となった竜飛定点の訓練では、函館発青森行き臨時列車(6両編成)が青函トンネル進入後に6号車のデッキから出火、消火設備のある同定点で列車を停車させ、2人のけが人が出たと想定した。
煙を発見した乗客役のJR社員が非常ボタンを押し、車掌らが乗客を安全な車両まで誘導。消防隊員らが放水し、けが人を担架で搬送した。また、現場検証やトンネル内に設置した現地対策本部での情報収集も行った。
同支社の鈴木理夫次長は「訓練で想定した白煙が車内に充満することは、今月6日のスーパー北斗18号でも起こった。関係機関と連携した良い訓練ができた」と話した。
提供 - 函館新聞社
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