函大クッキー好評
update 2014/7/11 10:11
函館大同窓会(木村一雄会長)が「函館大学クッキー」を販売して好評だ。社会貢献の意味を込め、クッキーの製造と入れ物の木箱製作を地元業者に依頼。経費を除いた売り上げは同窓会の活動資金に充てる。
函大生は卒業と同時に同窓会に入り、会費を納めており、今年3月末の会員数は9560人。しかし、少子化で入学者が減り会費収入も減っている。運営費を賄うため、昨年はキーホルダーを製作するなどの試みを進めている。
今回は、同窓会事務局を務める高橋和将さんの発案でクッキーを開発。道産小麦を使い、地元の社会福祉法人かいせいの利用者が丁寧に焼き上げた。道産マツの間伐材を使った木箱は、函館少年刑務所に作業を依頼した。
木箱に校章、クッキー(長さ9・5a×幅3・5a)には「函館大学創立1965年」と英字焼印。1箱に8枚入って価格は500円。
初回生産した120箱は、今月5日に市内で開かれた同窓会総会で販売したところ、100箱売れた。市販はしておらず、今後学内での販売も検討する。高橋さんは「ソーシャルビジネス(社会貢献しながら収益も上げる事業)の形で、継続していきたい」と話す。問い合わせは函大(рO138・57・1181)へ。
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