江差町長選折り返し、浜谷氏と照井氏が競り合う

update 2014/7/11 10:11


 【江差】任期満了に伴う江差町長選(13日投開票)は10日で選挙戦を折り返した。現職で4選を目指す浜谷一治氏(69)と新人で元北海道新聞記者の照井誉之介氏(29)が激しく競り合い、ともに新人で元町議の横山敬三氏(70)と田畑豊利氏(58)が追う展開となっている。

 浜谷氏は、自治労など9労組の推薦を受けて組織戦を展開。高い知名度を生かして、遊説や主要地点での街頭演説をこなし、3期12年間の実績を強調。支持の拡大を図る。陣営幹部は「一丸となって最後まで取り組む」とする。

 照井氏は、主要組織を持たずに、若手自営業者らが中心の後援会の住民運動を展開。選挙カーをこまめに降りて有権者と握手を交わすなど、知名度を高めている。陣営幹部は「厳しい戦いだが、草の根選挙に徹する」とする。

 横山氏は、特定組織の支持や推薦、応援などを受けずに大衆に政策を呼び掛ける選挙運動を徹底する。遊説と街頭演説を精力的にこなし、町議としての実績を強調。陣営幹部は「江差の良識が問われる大事な選挙」とする。

 田畑氏は、前回選挙と同様、組織や支援団体を持たずに独自路線の選挙運動を展開する。比較的高い知名度と具体的な政策内容で、浮動票や批判票の取り込みを図る。陣営幹部は「公約をしっかり、わかりやすく伝えていく」とする。

 期日前投票は12日まで。投票日の13日は町内9投票所で午前7時〜午後8時。同9時半に開票作業が始まり、同10時半ごろには当落が判明する見通し。

提供 - 函館新聞社

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