函館朝市えきに広場に「イカール星神社」

update 2014/7/10 10:06


 函館の人気キャラクター「イカール星人」をまつった「イカール星神社」が9日、函館朝市のえきに市場内に建立された。函館山が離れ小島だった時代から続く「イカ星伝説」を起源とする由緒正しき神社で、開運スポットとして市民や観光客の人気を集めそうだ。

 由来によると、大昔、函館山に不時着したイカール星人を人々があがめたことからイカ星伝説が生まれ、江戸時代には山中に神社が建立された。明治以降、伝説は忘れ去られたが、いまも函館山のどこかに神社がある─としている。

 本社から分霊した神社は4月に同市場内にオープンしたイカール星人公式ショップ内に設営し、ご神体≠熬uかれた。観光客や修学旅行生らが見守る中で行われたお披露目式では、スルメや昆布を供え、イカール星人も参加し、伝説の名残とされる「いか踊り」が奉納された。

 函館駅二商業協同組合の藤田公人理事長は「函館名物のイカが市民になじみ、有名になったのはイカール星人様のおかげ」とさらなる商売繁盛を祈願。同神社代表でシンプルウェイの阪口あき子社長は「不思議で面白く、楽しめるスポットにしていきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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