柳川さん(谷川小6年) 書で日中友好
update 2014/7/9 10:11
【北斗】北斗谷川小6年の柳川愛佳さん(12)が、今年4月に行われた第30回成田山全国競書大会(成田山新勝寺主催)で、上位15人の特別賞に道内で唯一入賞し、日中少年少女書道交流団の一員に選ばれた。8月3日から7日まで中国・北京を訪れ、現地の児童、生徒と書を通じて交流する。 柳川さんは今年1月、5点を書き上げ同競書大会に出展。道内予選を通過した後の全国審査で「希望」が特別6賞の一つ、文部科学大臣賞を受賞。全国から約13万点の応募があった中から選ばれた。
柳川さんは友人に誘われ小学2年から、市内の日本習字教育財団江月支部(支部長・鵜飼江月さん)で書道を習い始めた。放課後、学校近くの教室で鵜飼さんの指導を受けているが、帰宅後も自主的に練習するほど習字が好きだという。
鵜飼さんは「難度の高い画数の多い字が得意。けいこに向かう姿勢や字を書くときの集中力は素晴らしい」と話す。
交流団の選出条件となる特別賞受賞はあこがれを抱きながら挑戦した。今回、念願の受賞を果たし、「とてもうれしい」と喜ぶ。
中国訪問に向け、「拈華微笑(ねんげみしょう)」という4文字を出品し、交流活動の場でも書く。意味は言葉が通じなくても心は通じ合えるという仏教用語。半紙150枚以上を使い練習を重ねてきた。
柳川さんは「一人でも多く友達をつくりたい」と期待を膨らましている。
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