弘前バル街 道南から初のツアー

update 2014/7/8 10:00


 【弘前】弘前市内の飲食店を飲み歩く「弘前バル街」が5日開かれたのに合わせ、函館西部地区バル街実行委(深谷宏治委員長)などは道南からのツアーを初めて行った。約40人が参加し、弘前のまちと料理人の味を満喫した。これとは別に会場では北海道新幹線開業のプロモーションもあり、函館市のガゴメマンなどご当地キャラクターが弘前市民に道南観光の魅力を伝えた。

 弘前バル街は2011年にスタート。今回で7回目。開催にあたって函館側がノウハウを伝授。以降、互いに出店し合うなど強い絆で結ばれている。新幹線時代を見据え、青函交流を深めようとツアーを企画した。

 飲食店をはしごしながら、ピンチョス(一品料理)と飲み物を味わうスタイルは函館と一緒で、土手町や鍛冶町の約80店が参加。道南からのツアー参加者は弘前市民と一緒に繁華街を歩き、各店自慢の料理に舌鼓を打った。ツアーに参加した七飯町の北川興市さん(69)、和子さん(65)夫婦は「弘前の人の気さくな雰囲気、サービスが良かった」と満足そうに語った。

 また、土手町コミュニティパークには道南の料理人集団「クラブガストロノミーバリアドス」のメンバーが出店。函館のイカや七飯の王様しいたけなど道南の食材をふんだんに使ったピンチョスを提供し、人気を集めた。ツアーは5、6日の1泊2日で、参加者は弘前のまち歩き「路地裏探偵団」などの体験メニューも楽しんだ。

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 バル街に先だって函館西部地区バル街実行委と渡島総合振興局、函館商工会議所などは「函館・道南を感じる一日」と銘打ち、同じ会場で道南観光プロモーションを行った。特産品を販売したり、パンフレットを配ったりして懸命にアピールした。

 ステージでは道のどこでもユキちゃんや木古内町のキーコといった5つのキャラクターが勢ぞろいし、函館、道南の見どころを紹介。各自治体の担当者が「道南に遊びに来て」と呼び掛けた。弘前市の主婦、浅利敏江さん(44)は「函館や道南を身近に感じることができた。新幹線開業が楽しみ」と話した。

提供 - 函館新聞社

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