アユ釣り解禁 道南でも
update 2014/7/2 10:13
【厚沢部】道内でのアユ釣りが1日解禁を迎えた。管内有数の清流の厚沢部川にも愛好家が訪れたが、釣り人によると初日の釣果は極めて少なかったという。
縄張りに入ったアユを追い出そうとする性質を利用する友釣りで、針をつけたおとりに体当たりするアユを狙う。
厚沢部町観光協会の前井敏弘会長(50)も愛好家の一人で、毎年解禁日には経営する食堂を臨時休業にする熱の入れよう。今年も午前6時から竿を握ったが手応えはなく「20年以上の中で一匹も釣れなかったのは初めて。アユが海にいる2月から4月の海水温が異常に低かったのでその影響があるのかも」とみる。ただ「アユの姿はいくらか見えるので雨が降って渇水がなくなったら釣れ始めるかもしれない」と期待する。
厚沢部川のアユは、厚沢部町河川資源保護振興会が稚魚放流や草刈り、ごみ拾いなどで資源を守り、友釣り協賛金(任意)を求めている。厚沢部町観光協会(道の駅内)のほか、町内のおとりアユ販売店で受け付けている。解禁期間は9月15日まで。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。