丸井今井前 6年連続下落…13年路線価
update 2014/7/2 10:12
札幌国税局は1日、相続税や贈与税の課税基準となる路線価(2014年1月1日現在)を発表した。函館税務署管内の最高路線価(1平方b)は函館市本町、道道函館南茅部線通りの丸井今井函館店前で、前年比3・3%(5000円)ダウンの14万5000円で、6年連続の下落となった。下落率は前年よりも0・1ポイント拡大した。
道内約1万5700地点の標準住宅(継続地点)は平均で前年より0・6%下落したが、下落幅は前年より1・7ポイント縮小した 道内30税務署管内の最高路線価のうち、前年より上昇したのは札幌中央、北など6署で、前年より4署増えた。また、横ばいは札幌南、札幌東など6署。下落は函館、八雲、江差を含む17署で、前年より4署減った。
江差税務署管内の最高路線価は、江差町本町の道道江差停車場線通り(五勝手屋本舗前)の2万7000円で、下落率は3・6%。八雲税務署管内は、八雲町本町の道道八雲北桧山線通り(渡島信金八雲支店前)の2万9000円で、下落率は6・5%だった。
道南の状況について、市内新川町の不動産鑑定士、景澤周平さん(景澤不動産鑑定事務所)は「2016年3月予定の北海道新幹線開業など明るい材料があるが、今のところ動きが出ていない」と指摘。一方で「開業で観光客が街中に来るなど目に見える効果が現れれば上昇する可能性もある」と説明する。
道内の最高路線価は札幌中央税務署管内の札幌市中央区北5西3、道道札幌停車場線通り(札幌ステラプレイス前)の266万円(前年比3・9%増)で、9年連続で最高だった。
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