市の大間訴訟応援、市民団体「イカイカ募金」寄付

update 2014/7/1 10:17


 函館の市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」は6月30日、市が提訴した同原発建設差し止め訴訟を応援するため集めた寄付金「イカイカ募金」とメッセージカードを市に贈った。

 メンバー6人が市役所を訪れ、中林重雄副市長に寄付金10万1095円とカード25枚を手渡した。ピーター・ハウレットさん(59)が「約2000人分の怒っている気持ちが形になった。勇気ある訴訟を市民も一緒に応援したい」と話した。中林副市長は「全国にこの輪が広がってくれれば」と期待を込めた。

 市は3日に東京地裁で行われる第1回口頭弁論で、工藤寿樹市長が意見陳述することを説明し、国側も意見陳述する見通しを明らかにした。ウォーク側は応援の気持ちを込めて市にイカの人形を1匹プレゼントした。

 寄付金は怒ったイカの人形の足に主に50円硬貨をつなぐ仕組みで、全部で20匹作り函館や七飯の計20カ所に置いて集めた。全国から口座振り込みも受け付け、中には1万円の募金もあったという。期間は6月1〜27日。

 次回の活動は、20日に現地で開かれる反対集会に参加し大間町内をデモ行進する。

提供 - 函館新聞社


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