ちょんまげ姿で日本縦断中の渡辺さんが函館入り
update 2014/7/1 10:17
あなたのまちに笑顔を届けます―。6月15日から日本縦断の旅を続けているアメリカ在住のパフォーマー、渡辺好博さん(33)が29日、函館入りした。袴に地毛の“ちょんまげ”姿と奇抜な格好で全国行脚。「日本中を笑いで明るくしたい」と各地を訪ねてふれあいの旅を続けている。
渡辺さんは長崎県出身で、高校卒業後すぐに渡米し、大学で演劇を学んだ。現在はニューヨークを拠点に舞台やイベント出演をする傍ら、パフォーマンス集団「東京サーカス」を主宰し被災地への慰問活動も続けている。学生時代に世話になった恩師の妻の死をきっかけに、昨年3月には彼女の足跡をたどろうとアメリカ横断を半年かけて成し遂げた。
その最中に所属していた日本人合唱団がメジャーリーグの開幕戦にゲストとして呼ばれ、「サムライスピリットを伝えたい」とちょんまげを結った。その姿は多くの人たちを楽しませたといい、「暗いニュースばかりの日本を元気にしたい」と日本縦断を決めた。稚内市宗谷岬からスタートし、1日約40`ペースで歩き続けて15日後に函館到着した。
ベビーカーに荷物を積み、携行する約3bののぼりには天下統一ならぬ「天下笑一 あたなの笑顔は美しい」と書かれている。「道内の人たちはみんな優しい」と笑顔。五稜郭周辺を歩いていると珍しさから多くの人たちが駆け寄り記念撮影していた。
10月までに全都道府県を制覇したいと意気込んでいる渡辺さん、「各地での出会いを大切に笑顔になる手伝いができれば。施設訪問も突撃になってしまうが受け入れてくれれば」と話していた。渡辺さんの足跡は自身のブログやフェイスブックで確認することができるという。
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